脳筋ボドゲ沼+α

ボドゲの紹介やそれをプレーした子どもたちの成長を微笑ましく眺めるブログです

【紹介】ごきぶりポーカー 害虫が何故害虫かを調べておこうなゲーム

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土日には大体倒れてる中年miTTyです。

子どもの相手をしてくれてる嫁には本当に感謝している。

今日は嫌われ者を押し付け合うだけではない良ボドゲの紹介。

 

 

基本情報

ゲーム名:ごきぶりポーカー

原題:Kakerlakenpoker
メーカー: Drei Magier(ドライ マギア, ドイツ)

発売年: 2004年

作者: Jacques Zeimet(ジャック ゼメ)

国内版発売元: メビウスゲームズ

国内発売年: 2007

プレー人数:2~6人用

手番:ターン(ターン外に差される場合有り)

対象年齢:8才~大人

カード枚数:64(8種x8枚)

カードサイズ:91mm×59mm(ユーロサイズってやつ)

 

お値段

大体¥1800くらい。

メルカリなんかで探すとコロナ禍の影響で値段が上乗せされてるかも。

 

どんなの?

外装

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普通の箱に入ってます。意外とちっちゃい。

しっかし、悪そうなお顔ですねぇ。

中身はこんな感じ。

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説明書とゲーム本体。

ゲーム本体は害虫カードが8種8枚の64枚。

害虫カードは全部絵柄が違うのでなかなか見てて楽しい。 

 

遊び方

プレー時間は20分程度。

1.カードを配る。ただしサシの勝負の場合は10枚くらい不使用カードを作る。

2.スタートを適当に決めて「これは○○です!」と出す

  (虚偽の宣言でも可)

3.出された人は真偽を宣言する

4.当たっていた場合は2の人に、外れていた場合は3の人の場にカードが配置。

5.カードを配置された人が手番になって2~4を繰り返す。

※3の時点でパスすることも可能、その場合は中身を見て他者へ2のアクション。

 

つまり場(自分の目の前)にじわじわと害虫が溜まってくるのです。

なんという不快感。

 

ちなみにゲームセットは

・同じ害虫が4枚揃う(サシの場合は5枚)

・全種類の害虫が揃う

・手札がなくなる 

となります。

 

イメージ湧きにくい人は

放課後さいころ倶楽部1巻4話」とかを見るといいかもしれんね。

 

買った理由

3才、本屋にて当作を発見、父の買い物の横にこっそり忍ばせる高等テクニック。

 

育ボ(育児用ボードゲーム)として

「これ育ボになるの?」とお思いになるだろうがなります。

カードをじっくり見てほしい。

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8枚の害虫の絵柄は違うが、マークが四隅についてるのだ。

しかも色も違うので、8種類の害虫の名前さえ覚えてしまえば遊べるのだ。

また普段は見ないちょっと暗めな絵柄は子どもの興味を引くようだ。

 

「子どもなんて素直だから嘘なんてつけないでしょ?」

子育てするとわかりますけど、子どもは嘘を嘘と認識せずにつきます。

6才でも2~3回プレーを見せるとわかってきます。

成功するとすげぇ悪い顔します。かわいい。

むしろわかってない3才が全て「これはコウモリです」と出してくるので

見分ける方法を誰か教えてください。

 

鍛えれる能力としては

・認識力

・動作能力

・遊びの概念(失敗したら手番が回ってくる、負け条件)

 とかですかね。

後、親の嘘を見抜く能力も上がります。大変です。ぎゃおんす。

 

「サソリって見たことなーい」とか「ねずみってなんで害なの?」と

少し大きくなると違う興味が広がる様子。

その時、大人として「何故この8種が害虫なのか」

「こいつらを見つけたらどうすべきなのか」を教えておくことで

彼らの不用意なアクション(カエルを直に触る、虫等を触った手を洗わない、等)を

多少でも無くせるのではないだろうか、と思われる。

 

もう一つ言うなら

「ゲームでの嘘はいいけど現実は素直にしようね」はかならず伝えましょう。

自分が勝つためなら嘘をつくことがいいこと、になってはいけません。

また、嘘をつくことってクセになることが多いので

そういう意味でも小さい頃から嘘の良し悪しは認識させておきましょう。

 

多言ボ(多言語ボードゲーム)として

意外と知っている人が多いようでインストいらない場合が多いです。

カメムシの英語名:Stink bugがわかれば英語でもすぐできます。

そして、大人同士でやるとバチバチの攻撃の試合になるので

気心しれた人とやりましょう。 

ゲーム的に嘘つけない人はボコボコにされるので注意。

 

総評

実は数字も文字も使わないしルールも簡単なゲーム。

ただ題材が人を選ぶのでそこだけ注意しましょう。

個人的にはクモoutカタツムリinだと思います。

クモは巣が面倒だけど害虫食べるし、

タツムリは食らいつくすし寄生虫とかあぶねぇしヌメヌメ系キライなので。

 

オマケ

まぁ、生理的に触りたくないやつ、見たくもないやつも多いので

使うときは十分相手の趣向や性格も考えて持って行きましょう。

でも、ゲームとしては面白いので是非触ってほしい。

大丈夫、私がいれば大体私が8種揃えてるから(ダメじゃねぇか)。

 

他に持ってるゲームリンク(随時更新)

mitty-b.hatenablog.com

 

プレイ履歴

2020.4月頃 購入

 

・上の子(6才

-最初~数回

カードを出す直前に名前を言うやつを見る癖があるようだ。

(ホントの場合は見ない )

なるほど、こうやって世間の人はブラフを見抜いてるのね。

 

-~しばらくして

「カードが多くてひまー」みたいなことをボヤいてた。

配ってる間暇だもんね、しょうがないね。

  

・下の子(2~3才

-最初~数回

実は買ったのはこやつが見つけて「買ーうーのー!」と

店先で泣き叫んだせいでございます。

なので、本人はいたくお気に入りのよう。

 

ゲーム自体は嘘をつく、とか以前に

カードを出すときに適当に名前を言えばいいんだ、くらいの理解のようで

逆に嘘ついてるのか、ホント言ってるのかわからない場合が多い。

人のを当てるのもそんな感じ。

なので、勝ち負け数が日によって違う。完全に運ゲーと化してる。 

 

-~しばらく後

今でも時折嫁とやっている様子。

嫁は嘘つけないタイプなので良い勝負になっている様子。

 

20200920

相手 6才、4才 

久々のプレイ。カード配るのがシンドイ。

が、二人とも上手くなっていた。嫁と時々遊んでいるそうだ。

6才は嘘を見抜く能力に長けていて大変。

3才は嘘をついても何も変わらない様子なので見ぬきにくい。

パス利用して集中攻撃は止めておくれ・・・。

 

「楽しそう」と思ったあなたへ

遊んでくれる人が増えると嬉しいな。